【ご相談事例】空き家の所有者が知りたいです
株式会社住まいエージェントです。
弊社には、横浜・湘南エリアを中心に10年以上の不動産取引経験を持つスタッフが従事しております。
お客様よりご相談頂いた事例を紹介致します。
ご相談内容
不動産購入を考えています。希望しているエリアに、希望している規模で、ずいぶん前から空室になっている空き家があります。
もし売却の予定があるなら、購入したいと思っています。
その空き家の情報が知るために、不動産サイトで物件情報を検索しましたが、どこのサイトにも載っていませんでした。
その空き家の所有者と連絡を取りたいのですが、どのように所有者と連絡を取ったら良いのでしょうか?
また、そのような売買取り引きは可能でしょうか?
回答
結論からお伝えすると、空き家の所有者と連絡を取り、取り引きを行う方法はありますが、まずは不動産会社へ依頼されることをお勧め致します。
所有者の調べ方については、一般の方でも不動産会社でも同じ方法で行えます。
流れとしては、下記のようになります。
- 登記事項証明書を取得して所有者を調べる
- 所有者に連絡を取る
- 隣地所有者などに聞き込みを行い所有者を探す※所有者の住所が変わっていた場合
- 所有者に売却の意思を確認して、契約条件を定める
- 契約・引き渡しを行う
登記事項証明書を取得して所有者を調べる
まずは、法務局かオンライン上で、「登記事項証明書」というものを取得します。
「登記事項証明書」には、物件の所有者と所有者の住所が記載されています。
所有者に連絡を取る
登記事項証明書に記載されている情報を基に所有者に連絡を取ります。
連絡手段は3つ、「直接訪問する」「電話をかける」「お手紙を送る」という方法があります。
見ず知らずの方である場合なら、「お手紙を送る」という方法が相手にとっても最良だと思われます。
所有者の住所宛に、購入したい旨の内容を記したお手紙を送ってみましょう。
空き家の隣地所有者などに聞き込みを行い所有者を探す
「登記事項証明書」に記載されている住所が、既に変更されてしまっていることもあります。そうすると、お手紙も転送されなければ宛先不明で戻ってきてしまうことになります。
このような場合には、弁護士や司法書士、行政書士に依頼して住所の移転先を調べてもらうことになります。
弁護士等に依頼しない場合には、空き家の隣地所有者などに聞き込みを行って、所有者を探すことになります。
売却の意思を確認して契約条件を定める
所有者と連絡が取れましたら、肝心な売却の意思があるのかどうかについて確認をします。
売却の意思があり、取引の条件がまとまれば、契約となります。
契約・引き渡しを行う
売買契約の締結、売買代金の決済と引き渡しを行います。
まとめ
以上が、空き家の所有者を見つけて、売買取引を行う流れとなっております。
冒頭でも述べた通り、個人で行うのではなく、円滑な取引きとトラブル防止のために不動産会社に依頼した方が良いでしょう。
特に、売買物件が中古の戸建てや土地の場合には、トラブルが発生しやすくなります。
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